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感染症の基本

感染症とは

2017年9月

感染症とは

 細菌やウイルスなどの病原体(病原微生物=悪さをする小さな生物)が体に侵入して、咳や下痢、発熱などの症状が出る疾患を感染症と言います。病原体は大きさや構造によって細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などに分類されます。

 病原体が体に侵入しても、症状が現れる場合と現れない場合とがあります。感染症を発症するかどうかは病原体の感染力と体の抵抗力とのバランスで決まってくるからです。ときには、なかなか治りにくく、死に至るような感染症もあります。

感染経路

 病原体が体の中に侵入する経路には、大きく分けて垂直感染水平感染の2種類があります。

垂直感染

 病原微生物が、胎盤を通じて、あるいは分娩の際に産道から胎児に感染することをいいます。一般的に“母子感染”といわれています。

水平感染

 感染源(人や物)から周囲に広がるもので、接触感染飛沫感染空気感染媒介物感染の4つに大きく分類することができます。

水平感染の特徴
接触感染
接触感染
特 徴
感染者(源)に直接接触して感染する
伝染性膿痂疹(とびひ)、梅毒、淋病、破傷風など
飛沫感染
飛沫感染
特 徴
咳やくしゃみで飛び散ったしぶき(飛沫)を吸い込むことにより感染する
インフルエンザ、風疹、百日咳、マイコプラズマなど
空気感染
空気感染
特 徴
空気中を漂う微細な粒子(飛沫核)を吸い込むことにより感染する
結核、麻疹、水痘
媒介物感染
媒介物感染
特 徴
水、食品、血液、昆虫など病原体に汚染された物を介して感染する
コレラ( 水 )、食中毒(食品)、ウイルス性肝炎(血液感染)、マラリア(蚊)など

 水平感染による感染症を予防するには、これらの経路から病原体が体に侵入するのを防ぐことが基本となります。日ごろからの感染対策が大切です。

 感染対策は手洗いがもっとも基本となります。風邪をひいたときなど咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用するなどして他の人に病原体をうつさないことが大切です。

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