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カンジダ・アウリスの臨床、行政対応アウトブレイクの備え【11月18日開催】(WEB開催)

2023年10月24日

 近年、諸外国において、多剤耐性で重篤な感染症を引き起こす恐れのあるカンジダ・アウリス(Candidaauris)による、血流感染症等の侵襲性感染症の事例が多数報告され、問題となっています。カンジダ・アウリスは、環境中で長期間生存するため、集中治療室(ICU)などでの医療機器を介したアウトブレイクの事例が、米国等から複数報告されています。院内で環境面への接触を含む接触感染等によりヒトからヒトに容易に伝播し、侵襲性感染症例は高い致命率を示します。抗真菌薬への薬剤耐性率が非常に高く、米国CDCによると、分離株の約1/3が2種類以上の抗真菌薬に耐性であることが報告されています。加えて、現状では臨床現場で使用可能な全ての種類の抗真菌薬に耐性である株の報告もあり、薬剤耐性(AMR)対策の観点からも非常に重要な真菌種です。今般、国内初となる海外株によるカンジダ・アウリス真菌血症による死亡例が報告され、厚生労働省健康局結核感染症課からも注意喚起が発出されています。

共 催: AMR臨床リファレンスセンター
国立感染症研究所

開催概要

セミナー名:カンジダ・アウリスの臨床、行政対応 アウトブレイクへの備え AMR Online seminar “Candida auris”

日 程:2023年11月18日(土)10:00-12:30

形 式:Zoomウェビナー (パソコンなど通信機器、通信回線などの環境をご自身でご準備ください。)

参加費:無 料

取得単位など:
ICD協議会によるICD単位(更新用2点)を取得することができます。ICD単位を希望する場合、本セミナー登録画面の「希望する」にチェックを入れ、参加証送付先の氏名・住所等をご記載ください。

お申し込み

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講演プログラム

開会挨拶
宮崎義継(国立感染症研究所 真菌部 部長)

「日本での臨床経験」
的野多加志(佐賀大学医学部附属病院感染制御部特任准教授)

「米国での臨床経験」
兒子真之(ヒューストン・メソディスト感染症科 医師)*米国よりオンライン

「環境整備を含めた感染対策とアウトブレイク対策」
山岸拓也(国立感染症研究所 薬剤耐性研究センター 第四室 室長)

「検査診断および薬剤感受性試験など」
宮崎義継(国立感染症研究所 真菌部 部長)

Q&A

閉会挨拶
大曲貴夫(国際感染症センター センター長)

セミナー概要(PDF)

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