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書に学ぶ

ちょっと待って‼︎かぜに抗菌薬は効かないよ!

わたしたちができること

『AMR対策 5つのアクション』

未来のために今からできる!薬剤耐性(AMR)対策アクションをご紹介

  • 抗菌薬の正しい知識抗菌薬は風邪に効かない
  • やっぱり大切手洗い・ワクチン接種
  • 抗菌薬は医師の処方箋が必要

薬剤耐性(AMR)クイズ

クイズに答えながら親子で学べる薬剤耐性(AMR)

Q.1かぜやインフルエンザに抗菌薬は

❌ 不正解

答え:効かない

かぜは、ウイルスが鼻やのどにくっついて炎症を起こし、くしゃみ、鼻水、 せき、たん、のどの痛み、発熱などがでることを言います。 抗菌薬は、文字通り、細菌と戦う薬です。細菌とウイルスは全く別の病原体ですから、抗菌薬はウイルスには効きません。ウイルスによって起こるかぜには、抗菌薬を飲んでも意味がないのです。

⭕️ 正解

答え:効かない

風邪は、ウイルスが鼻やのどにくっついて炎症を起こし、くしゃみ、鼻水、 せき、たん、のどの痛み、発熱などがでることを言います。 抗菌薬は、文字通り、細菌と戦う薬です。細菌とウイルスは全く別の病原体ですから、抗菌薬はウイルスには効きません。ウイルスによって起こる風邪には、抗菌薬を飲んでも意味がないのです。

Q.2抗菌薬を服用して体調が良くなった場合

⭕️ 正解

答え:最後までのみきる

抗菌薬は、細菌と戦う薬で、細菌による感染症に処方されます。
細菌にはいろいろな種類があり、それぞれの細菌の治療に必要な抗菌薬は異なり、その飲み方もさまざまです。
抗菌薬を処方された量で、処方された回数で、処方された期間飲まないと、あなたの細菌感染症が治らないだけではありません。
不適切、不十分な飲み方をすると、抗菌薬が効かない細菌が生まれてしまうことがあります。
症状の有無に関わらず、お医者さんから指示された抗菌薬はきちんと飲み切りましょう。

❌ 不正解

答え:最後までのみきる

抗菌薬は、細菌と戦う薬で、細菌による感染症に処方されます。
細菌にはいろいろな種類があり、それぞれの細菌の治療に必要な抗菌薬は異なり、その飲み方もさまざまです。
抗菌薬を処方された量で、処方された回数で、処方された期間飲まないと、あなたの細菌感染症が治らないだけではありません。
不適切、不十分な飲み方をすると、抗菌薬が効かない細菌が生まれてしまうことがあります。
症状の有無に関わらず、お医者さんから指示された抗菌薬はきちんと飲み切りましょう。

Q.3感染症の予防に大切なのは、手洗い・咳エチケット

⭕️ 正解

答え:ワクチン接種

感染症にはワクチンで予防できるものがたくさんあります。ワクチンをうつと、あなたのからだはその病原体に対して免疫を獲得します。
そうすると、その病原体がからだに侵入しても、病気にならない、または病気になっても症状が軽くすむようになるのです。
小児期のワクチン接種が十分でない場合、大人になってからでも、足りない分を補うことも大切です。あなたや子どもたちのワクチン接種歴を母子手帳などでもう一度確認しましょう。

❌ 不正解

答え:ワクチン接種

感染症にはワクチンで予防できるものがたくさんあります。ワクチンをうつと、あなたのからだはその病原体に対して免疫を獲得します。
そうすると、その病原体がからだに侵入しても、病気にならない、または病気になっても症状が軽くすむようになるのです。
小児期のワクチン接種が十分でない場合、大人になってからでも、足りない分を補うことも大切です。あなたや子どもたちのワクチン接種歴を母子手帳などでもう一度確認しましょう。

Q.4処方された抗菌薬は家族や友達に

❌ 不正解

答え:譲ってはいけない

抗菌薬はあなたに合わせて処方されています。あなたの年齢、体格、腎臓や肝臓の機能などを考慮して、あなたにちょうどよい量に調整されているのです。
だからこそ、抗菌薬を譲渡したり、他の人に処方された抗菌薬をもらって飲んだりしてはいけません。
そもそも効果がないかもしれませんし、思わぬ副作用に苦しめられることすらあります。

⭕️ 正解

答え:譲ってはいけない

抗菌薬はあなたに合わせて処方されています。あなたの年齢、体格、腎臓や肝臓の機能などを考慮して、あなたにちょうどよい量に調整されているのです。
だからこそ、抗菌薬を譲渡したり、他の人に処方された抗菌薬をもらって飲んだりしてはいけません。
そもそも効果がないかもしれませんし、思わぬ副作用に苦しめられることすらあります。

Q.5抗菌薬についてわからないことがあれば、医師や〇〇に相談する

❌ 不正解

答え:薬剤師

細菌による感染症といってもさまざまな種類があります。細菌による感染症には抗菌薬(抗生物質、抗生剤)を用いて治療しますが、抗菌薬を内服する量や期間も、感染症の場所と原因菌の組み合わせで変わってくるのです。
そのために詳しく症状を聞いたり検査を行ったりして体のどこに問題がおきているのか、原因になっている菌は何かを考えて治療方針を立てるのが医師の役割です。
わからないことは自己判断せず、医師・薬剤師に相談するようにしましょう。

⭕️ 正解

答え:薬剤師

抗菌薬はあなたに合わせて処方されています。あなたの年齢、体格、腎臓や肝臓の機能などを考慮して、あなたにちょうどよい量に調整されているのです。
だからこそ、抗菌薬を譲渡したり、他の人に処方された抗菌薬をもらって飲んだりしてはいけません。
そもそも効果がないかもしれませんし、思わぬ副作用に苦しめられることすらあります。

Q.1かぜはヒトからヒトへ飛沫核感染する。

❌ 不正解

答え:間違い

かぜをひいたときに出るくしゃみや咳のしぶき(飛沫)のなかに、かぜのウイルスが含まれています。このしぶきを吸い込むことにより感染することを飛沫感染といいます。飛沫核感染とは、飛沫の中の水分がほとんど失われた状態の飛沫核を吸い込んで感染することをいいます。代表的なものは結核、水痘、麻疹です。

⭕️ 正解

答え:間違い

かぜをひいたときに出るくしゃみや咳のしぶき(飛沫)のなかに、かぜのウイルスが含まれています。このしぶきを吸い込むことにより感染することを飛沫感染といいます。飛沫核感染とは、飛沫の中の水分がほとんど失われた状態の飛沫核を吸い込んで感染することをいいます。代表的なものは結核、水痘、麻疹です。

Q.2ウイルスによる病気を治療する薬は、これまで多く開発されている。

❌ 不正解

答え:間違い

細菌を殺す抗菌薬とは違い、一般的に使用される抗ウイルス薬(ウイルス性の病気に対する治療薬)はそれほど多くなく、昨今少しずつ開発が進んできたところです。
現在のところ、インフルエンザ、ヘルペス、HIV、C型肝炎などが抗ウイルス薬の主なものです。

⭕️ 正解

答え:間違い

細菌を殺す抗菌薬とは違い、一般的に使用される抗ウイルス薬(ウイルス性の病気に対する治療薬)はそれほど多くなく、昨今少しずつ開発が進んできたところです。
現在のところ、インフルエンザ、ヘルペス、HIV、C型肝炎などが抗ウイルス薬の主なものです。

Q.3ヒトの体の細胞には細胞壁があるので、βラクタム系の抗菌薬を飲むとヒトの細胞もやっつけられてしまう。

❌ 不正解

答え:間違い

ヒトの体の細胞には細胞壁がありません。一方、細菌には細胞壁があるものが多く、βラクタム系の抗菌薬は、細胞壁の合成を邪魔することによりその効果を発揮します。
抗菌薬は、ヒトの細胞になくて細菌の細胞にある構造物をターゲットにすることで、安全に治療効果を発揮します。

⭕️ 正解

答え:間違い

ヒトの体の細胞には細胞壁がありません。一方、細菌には細胞壁があるものが多く、βラクタム系の抗菌薬は、細胞壁の合成を邪魔することによりその効果を発揮します。
抗菌薬は、ヒトの細胞になくて細菌の細胞にある構造物をターゲットにすることで、安全に治療効果を発揮します。

Q.4CRE(Carbapenem resistant Enterobacteriaceae:カルバペネム耐性腸内細菌科細菌)は、カルバペネムを含むほとんどすべてのβ―ラクタム薬を分解するカルバペネマーゼという酵素をもつため、カルバペネム系抗菌薬に耐性となっている。

❌ 不正解

答え:間違い

CREの中には、カルバペネマーゼを持たず、他の耐性機序によりカルバペネム系抗菌薬に耐性となっているものも存在します。

⭕️ 正解

答え:間違い

CREの中には、カルバペネマーゼを持たず、他の耐性機序によりカルバペネム系抗菌薬に耐性となっているものも存在します。

Q.5石けんによる手洗いは、アルコール製剤による手指消毒よりも効果が劣る。

⭕️ 正解

答え:正しい

石けんで洗うと手についた菌の量は1/10~1/1000程度減りますが、アルコール製剤での手指消毒は1/10,000~1/100,000程度減ります。
ただし、目に見える汚れがついているとき、下痢嘔吐の患者さんの処置時などは、石けんで手を洗いましょう。

❌ 不正解

答え:正しい

石けんで洗うと手についた菌の量は1/10~1/1000程度減りますが、アルコール製剤での手指消毒は1/10,000~1/100,000程度減ります。
ただし、目に見える汚れがついているとき、下痢嘔吐の患者さんの処置時などは、石けんで手を洗いましょう。

第5回 薬剤耐性(AMR)あるある川柳

多くの方に関心をもってほしい!
薬剤耐性(AMR)をテーマに今年も川柳を募集しました!
たくさんのご応募ありがとうございました。

過去の受賞作品

2021年度 薬剤耐性(AMR)対策

啓発キャンペーン活動

11月の薬剤耐性対策推進月間に向けて今年もさまざまなキャンペーン活動を実施しました。

  • 2021.9.1 / 2021.10.1

    「FQ Japan」「FQ Kids」へ記事掲載&リーフレット同梱

    育児雑誌「FQ Japan」「FQ Kids」に薬剤耐性について医師が解説した記事が掲載されました。同雑誌にはTVアニメ「はたらく細胞」とコラボしたリーフレットが同梱されています。

    FQ Japan掲載記事を見る
    FQ Kids掲載記事を見る
  • 2021.11.1~11.28

    小田急線デジタル広告の発信

    薬剤耐性対策の映像を小田急線車内デジタルサイネージで公開しました。映像はこちらのキャンペーンサイト、YouTubeでもご覧になれます。

  • 2021.11.1

    共同通信デジタル「47ニュース」への記事出稿

    薬剤耐性対策について、医師へのインタビュー記事を「47ニュース」で掲載しました。

    47ニュース掲載記事を見る
  • 2021.11.1

    キャンペーン参加の小児科・薬局で啓発キャンペーングッズの配布

    キャンペーン期間中に小児科、薬局を訪れた方にTVアニメ「はたらく細胞」とコラボしたシール、クリアファイルの啓発キャンペーングッズを配布しました。

2020年度 動画紹介

#1 彼はどこかでそれを知った

#2 彼女はなぜかいつもその話をする

2021年度 薬剤耐性(AMR)

4年間の活動ヒストリー紹介

  • 2017

    2017年9月

    小学校での出張授業「感染症とくすりについて学ぼう」

    2017年11月

    品川区御殿山小学校での保護者向け講演会「風邪について正しい知識を持とう」

  • 2018

    2018年1月

    AMR対策臨床セミナー開催 @TKPガーデンシティ仙台

    2018年2月

    日本科学未来館でのイベント開催「迫りくる! 薬が効かない"ばい菌"たち」スペシャルトークを実施

    2018年2月

    日本科学未来館にてワークショップ開催

    2018年3月

    薬剤耐性(AMR)対策イベントを開催 「知ろう まもろう 抗菌薬 -クスリが効かないバイ菌の話-」 @横浜クイーンズスクエア

    2018年8月

    「知ろう まもろう 抗菌薬」 薬剤耐性(AMR)や抗菌薬について学べる特設パネル展開催 @国立国際医療研究センター病院

    2018年10月

    「WORKO!フェス」への出展 @大手町プレイスカンファレンスセンター

    2018年11月

    朝日新聞全国版の1面に、 AMR臨床リファレンスセンター からのメッセージ広告を掲載

  • 2019

    2019年11月

    「WORKO!フェス」への出展 @東京国際フォーラム

    2019年11月

    TVアニメ「はたらく細胞」✕ 薬剤耐性 のコラボ展示を開催 @ディアモール大阪ディーズスクエア

  • 2020

    2020年2月

    読売新聞全国版に第4回「薬剤耐性あるある川柳」入賞作発表を掲載

    2020年10月

    第53回日本薬剤師会学術大会へのブース出展 @札幌市民交流プラザ

    2020年11月

    「AMR」×「ASMR」映像公開

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