薬剤耐性 (Antimicrobial resistance; AMR) 菌の拡大は世界的な問題であり、AMR対策は未来のこども達に抗菌薬を残しておくことに繋がります。小児領域におけるAMR対策を推進していくためには、小児診療に関わる全ての診療科、看護師、薬剤師、市⺠、行政を巻き込んだ、地域一丸となった取り組みが重要です。第5回は現地会場とWeb配信のハイブリッド開催により、AMR対策に係る様々なテーマに関して活発なディスカッションを行うことができました。第6回も引き続き外来小児科学会における現地開催を目指しており、小児診療に関わる全ての職種に加え、次世代の小児医療を担う医療系学生も対象とした講義・事例紹介と少人数でのグループワークを行います。特に今回は小児診療に携わる小児科以外の診療科の考えを知り、AMR対策のためにいかに連携していくかを焦点としたテーマを扱います。

共 催： 第32回日本外来小児科学会年次集会
日本小児感染症学会 教育委員会
国立国際医療研究センター AMR臨床リファレンスセンター

開催概要

セミナー名：第6回小児薬剤耐性菌（AMR）対策セミナー～Off The Wall～ 科を越えつながるAMR

日 程：2023年9月9日（土）9︓10～16︓00

会 場：パシフィコ横浜ノース G316＋G317　アクセス方法 ▶

参加費：年次集会の参加費のみ

参加対象：看護師、薬剤師、事務、医師など（⼩児医療に関わる全ての職種）
※ グループワークの現地参加者には、⼩児抗菌薬適正使⽤⽀援加算の「感染症にかかわる研修会に参加していること」に係る参加証明書を発⾏いたします

お申し込み

第32回 ⽇本外来⼩児科学会年次集会 ⼤会HPから

申し込み期間︓5月28日～6月20日、当日は空きがある場合のみ受付可

⼤会ホームページ ▶

ワークショップ参加登録ページ ▶

プログラム

午前の部　9︓00開場（事前登録不要）

9︓15～9︓35　総論講義

講師　岩元 典⼦ (国⽴国際医療研究センター 国際感染症センター)

9︓35～11︓40　事例紹介

講師　八若 博司 (はちわかこどもクリニック)

　　　岡田 怜　 (兵庫県立こども病院 集中治療科)

　　　河野 正充 (和歌山県立医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科)

　　　松木 史　 (なの花薬局 ミューズイースト店)

午後の部　14︓20開場（事前登録必要 先着40名まで、申込︓5月28日10時～）

14︓30～16︓00　グループワーク（テーマ︓他診療科、多職種といかに連携するか、等）

※ ディスカッションテーマは午前の部の内容を含みますので、できるだけ午前の講義・事例紹介へのご参加もお願いいたします。

セミナー概要（PDF）

ポスター ▶

チラシ ▶